オリンピックという戦い
今、オリンピック真っ盛りですが、このコロナ禍の中で開催された東京オリンピック。
開催前には開催の可否について議論が広がり報道も否定的なことばかりが流れていました。
始まると日本が過去最大のメダルを獲得するかもしれないという期待が報道で流れています。
その一方でメダルを期待されながら結果が出なかった選手もたくさんいて、悔し涙に試合会場を後にしている姿があります。
また、一方ではスキャンダルを世間に叩かれ精神的にも身体的にも意気消沈した中で出場した選手もいて、結果は出なくても出場自体に喜びと幸せを口にする姿もありました。
さまざまな姿、ドラマが生まれるのもこんな大きなイベントならではのことです。
世界平和と声だかに叫ばれながら、世界中で戦争の最中にある国々にスポーツを通じて平和を訴える意義がオリンピックにはあると言われます。
でも、結局オリンピックも結局戦争をしているんじゃないかなと思うんです。
武器を持たない戦争。
国をかけてメダル奪取にしのぎを削り勝利と敗戦がある。
負けた選手、涙を流しこの5年間戦争のために打ち込んできたのは何だったのか?勝利を掴むためのものだったのではないかと自分を責める。
武器を持たない戦争、オリンピックがなくならないと真の平和はおとづれないのではないかと思うんです。