forest-mountain’s blog

歴史についてつれづれなるままに書いてます

京都に滞在して

久しぶりの更新になってしまいました。

昨日から故あって、京都に1ヶ月ほど滞在します。

 

京都は、神社仏閣が多く日本の文化の発祥の地として大変貴重な土地だと思います。

そして、平家にとってはゆかりの地であり、繁栄の地でもあり滅亡への地でもある因縁の土地です。なので、平家に縁のある場所を尋ねていければと思います。

 

今朝は早起きをして滞在先の近くの鴨川ベリを一時間程散歩してきました。

水面が思ったより澄んでいて、鴨川だけに鴨がスイスイと川面に浮かんで泳いでいました

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平安の頃、戦禍に見舞われたとは思えないような雰囲気があります。

また、鴨長明の「方丈記」の冒頭にある「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・・」が思い浮かばれてきて

 

8世紀ごろ桓武天皇平城京長岡京より都を移して災害、疫病、飢饉のない世の中を作ろうと平安京を建設しました。

しかし、源平の争い、朝廷内の権力争い、天災などから京の都は苦難に見舞われ、平安の祈りも通じにくかったのかと思います。

 

それにしても、歴史的な観光地が閑散として人がいないのが残念だなという思いと今だからこそ歴史的な価値が少しでも保たれていいのかなという両方の思いがあります。

 

この京都にいる間になぜ平家がこの地で栄えてきたのか、そのゆかりの地を尋ねてみたいと思います。

(おわり)