平清盛の父、忠盛という人
平清盛の父、忠盛は平安時代の末期に平氏の全盛の礎を築いた人と言われている。
(院政とは上皇が政治の実権を握ることで、早く天皇から退き、幼い天皇にその地位を譲るため実質の政治を上皇が行った)
当時、延暦寺や興福寺といった寺院には僧兵という武装した集団がいました。
彼らは寺院で雑役に就いている人たちであり、山の上の寺から強訴(ごうそ)といって仏教を傘に着て、朝廷などに武力で自分たちの要求を通すことを行なっていました。
これには、朝廷なども散々苦しめられ、破壊や強奪等の被害を受けていました。
忠盛はこの僧兵をやっつけたり、日宋貿易の船を襲う海賊たちを討伐したりして、朝廷の心強い家臣であったため、益々上皇の信頼が厚くなっていきます。
そして、白河上皇から奥さんをプレゼントされます
自分の側室であった白拍子(歌や舞をする芸人)を妻とするようにと(おそらく要らなくなったからでしょう)
この奥さんは、忠盛と結婚する前に妊娠していたと言われ、清盛は白河上皇の子供だったのではないかと言われています。
(おわり)